センバツ高校野球準決勝を前にした29日、高松商ナインは西宮市内で約3時間ほどの調整を行った。

 キャッチボールから守備練習を行った後、シート打撃に時間をかけて、実戦に近い練習を行った。

 先発が予想される浦大輝投手(3年)は秀岳館について「少しでも甘くなると打たれる相手」と警戒。この日はノースローで、入念なストレッチと軽めのキャッチボールを行った。

 長尾健司監督(45)は「浦がカギ。なんとかワンサイドにならないようにしたい。僅差でついていって終盤勝負に持ち込みたい」と投手の踏ん張りに期待していた。