龍谷大平安(京都)が無念のサヨナラ負けで史上2校目の春夏甲子園100勝を逃した。

 先発市岡が1点リードの9回1死満塁で、1番納に逆転サヨナラの2点中前打を浴びた。1人で投げ抜き、涙で迎えた結末に「気持ちを込めて投げた球で、しょうがない。夏に自分たちの代で(100勝を)達成したい」。今大会579球を投じた左腕を原田英彦監督(55)も「最後はこの子の根性にかけた」とねぎらった。