春夏通じて初めて決勝に進んだ智弁学園(奈良)が延長11回の末、高松商(香川)に2-1でサヨナラ勝ちし、初優勝を飾った。

 奈良勢のセンバツ大会制覇は1997年の天理以来、19年ぶり2度目。24年の第1回大会王者の高松商は56年ぶり3度目の優勝に届かなかった。

 智弁学園の村上頌樹、高松商の浦大輝の両投手がともに譲らず、1-1で延長戦に突入。智弁学園は11回に村上投手の決勝二塁打で熱戦に終止符を打った。

 3月20日に開幕した今大会は天候にも恵まれ、1日も順延されずに終了した。