大津は開会式直後の開幕戦を勝利で飾れなかった。

 震災による大けがで部員が離脱するなどし、練習不足の露呈が懸念された。だが初回に粘って押し出し四球で先制。結局1-8の8回コールドで熊本西に敗れたが、意地を見せ復興への歩みを進める県民に勇気と感動を与えた。宮崎雄大主将(3年)は「(監督から)自分たちの気持ちで試合に勝つことを、1番言われていた」と奮戦した。