日大三が佼成学園との激闘を制した。

 0-0の5回裏、5安打に2四死球が絡み一挙5点を奪った。しかし、6回表に一挙8点を奪われ試合をひっくり返された。9回表にさらに1点を追加され6-9で迎えた9回裏。2点を返しなお、無死一、三塁で浜本広幸外野手(3年)の左前打で同点とすると、最後は坂倉将吾捕手(3年)の犠飛でサヨナラ勝ちした。

 小倉全由監督は「ヒット(17安打)の数だけ点数が入っていない。こういう思いをしたんだから、ここからしっかり勝っていかないといけない」と厳しい表情で汗をぬぐった。