作新学院が昨夏と同じカードになった決勝を制し、6年連続12度目の夏甲子園出場を果たした。1回表に国学院栃木に2点を先制されたが、その裏に7点を奪い逆転に成功し、試合を決めた。

 7回途中からマウンドに上がったエース今井達也投手(3年)は自己最速タイの149キロを計測し、2回1/3を1安打無失点、5三振と好投して勝利に貢献。今井は「甲子園に行きたくて作新学院に入った。うれしい」と喜んだ。また球速について、「150キロが具体的な目標になる」と聖地での記録更新に意欲を見せた。