坂出(香川)のエース・西山諒祐投手(3年)が、早実(西東京)打線を9回5安打無失点で完封した。

 最速137キロの直球、スライダー、チェンジアップなど緩急を有効に使って、翻弄(ほんろう)。制球も良く、的を絞らせなかった。

 4打数1安打に封じられた早実・清宮幸太郎内野手(3年)は「どの球でもストライクが取れる。そこが一番だったかなと思います。抜いた球もしっかり決まっていましたし、最後、疲れた中でもしっかり腕が振れていて、ここぞという時にはいい球が来ていた」と唇をかんだ。