大相撲の元横綱の輪島大士氏(69)の長男で天理(奈良)の輪島大地投手(3年)が、甲子園のマウンドに立った。シート打撃で先陣を切って登板し、約5分間投球を行った。

 初めての聖地に「景色がいい。子どもの時から夢だったので」。県大会で「13」だった背番号は「11」に。7月初めには父大士氏から「残り少ない高校野球生活頑張れ」と手紙をもらい「チームを勢いづけられる堂々としたピッチングがしたい」と意気込んだ。