8年ぶりベスト8に進出した明豊(大分)が19日、準々決勝(20日)での天理(奈良)戦に向けて兵庫県西宮市内で約2時間の調整を行った。

 ほとんどの時間を打撃練習にあてて、天理の左右2投手対策としてフリー打撃で汗を流した。3カ所で、右ややサイドスローの打撃投手、左投手の打撃投手、マシンで左右のスライダーや直球と、選手は豊富なパターンでバットを振り込んだ。川崎絢平(じゅんぺい)監督(35)は「連れてきたメンバーのなかで右のスリークォーターがいたのでなげてもらった。ただ天理のサイドスロー投手はもっと内角への厳しい球がくるだろう。その見極めが大事になってくると思う」と話した。