清宮幸太郎内野手(3年=早実)が主将として引っ張る日本が、オーストラリアとのスーパーラウンド初戦に臨み、延長11回、4-3でサヨナラ勝ちを収めた。

 清宮が前日6日の練習終了後、地元カナダのラジオ局リポーターのヘザー・キッチンさんから、想定外の“ド直球な”直撃取材を受けた。

 キッチンさん 次のステップ、将来は?

 清宮 大学に行くか、プロに行くか…。まだ決めてないです。

 日本の12球団がもっとも気になる質問に、しっかりと答えた。キッチンさんは大人気の清宮に興味津々の様子だった。

 キッチンさん カナダで日本の30~40人の報道陣に取材を受けるのはどうか?

 清宮 あまり緊張しないですし、猫をかぶることもないです。ありのままの自分という感じです。

 キッチンさん お父さんも有名な方ですが、アドバイスは?

 清宮 インタビューの時に揺れるな、目線をずらすな。こういう言葉はやめろとか言われます。

 これも国際試合の洗礼か? 清宮は取材後「(日本とは)違うというか、あまり考えたことがないことを聞かれた」と苦笑したが、さすがの対応力だった。