今秋ドラフトの超目玉、早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)が2日、東京・国分寺市の同校で、広島、日本ハムを除く10球団と面談した。

 ヤクルトは山田育成術でアピールした。橿渕スカウトデスクと酒井スカウトが面談に出席。清宮から環境面についての質問を受け、戸田の室内練習場を14年に改修し24時間練習が行えると説明した。また育成方針では2年連続トリプルスリーの山田の事例を紹介。成長させ、入団4年目で日本人の右打者歴代最多193安打を記録した実績を強調した。橿渕スカウトデスクは「山田を引き合いに出して説明しました。2軍での打席数とか全部数字を出してた」とした。

 また面談で話題にはならなかったが、海外挑戦についても「過去の歴史を見てもらえば、おわかりになると話そうと思った」と石井一、岩村、青木らがポスティングシステムで移籍した実績があるとした。