慶応(神奈川2位)が勝ち、神奈川勢7年ぶりの準決勝進出を決めた。

 慶応エース左腕の生井惇己(じゅんき)投手(2年)が、完投で9年ぶり9度目のセンバツ出場に当確ランプをともした。140キロ台の直球と縦横のスライダー、チェンジアップを操り2失点8奪三振。目標にする投手は、ドラフト1位で競合の末にオリックスが交渉権を獲得したJR東日本の田嶋。「しなやかさと力強さがある。自分たちはここが目標ではないので、日本一を目指して頑張ります」と目標を掲げた。