16年夏の甲子園準優勝の北海が大勝発進した。初回1死一、二塁で主将の4番井平光紀投手(3年)が先制の適時右前打を放つと、この回だけで5点、3回に3点、5、6回に1点ずつ重ね、6回コールド勝ちした。

 昨夏は甲子園出場も、秋は札幌地区予選で敗退。雪辱のシーズンに向け井平は「まず初戦に勝ててほっとしているが、試合の内容的に無駄なところがあった。課題を修正していかないと」と気を引き締めた。