石狩南が16年秋以来4季ぶりの1勝を挙げた。2番伊藤大喜遊撃手(3年)が、2打席目から3打席連続の三塁打を放ち勝利に貢献した。

 2回2死二塁で、公式戦初安打となる右越え適時三塁打を放ちスイッチが入った。50メートル6秒6の俊足を生かし、4回1死二、三塁では中越え2点適時三塁打、5回2死二塁で再び中越えに適時三塁打を放ち、4打数3安打4打点の荒稼ぎとなった。

 名前は大喜(だいき)だが「6回に悪送球してしまったので中喜びです」と苦笑いだった。