高崎健康福祉大高崎(群馬1位)が、木更津総合(千葉1位)に9-8でサヨナラ勝ちし、決勝進出を決めた。

 1点を追う9回裏1死満塁、主将の大柿廉太郎捕手(3年)の遊ゴロが敵失を誘い、2者が生還した。劇的な幕切れに、青柳博文監督は「全員が戦う気持ちを持っていた。チーム力の勝利だと思います」と話した。

 12年以来、6年ぶりの優勝まであと1勝。23日の決勝では、準決勝で同じくサヨナラ勝ちを収めた日大三(東京1位)と対戦する。大柿は「(相手は)バッティングがいいチームなので、ビッグイニングを作られないようにしたい。最少失点で抑えたい」と意気込んでいた。