第100回全国高校野球選手権記念大会の関連イベント「始球式リレー出発式」が30日、大阪・豊中市内の「高校野球発祥の地記念公園」で行われた。

 「始球式リレー」は今夏の地方大会、甲子園で行われるイベント。全国56の地方大会で9つのボールを使って計99回の「始球式」を行う。最後は各地方を巡った9個のボールが夏の甲子園に集められ、10個目のボールで始球式を行うことで、計100回のリレーが完成するというもの。

 この日はその9つのボールを使い、日本高野連の八田英二会長(69)、第1回大会で優勝した京都二中、鳥羽高校のOBらが出発式を行った。八田会長は「9つのボールが各地区で始球式を行うことで、高校野球を愛してくださる方、高校野球を応援してくださる方への感謝の気持ちになれば」。投じられた9つのボールは今後、夏の地方大会で各地区を巡る。