札幌第一が11安打11得点の快勝で、28年ぶり2度目の優勝を果たした。

 初回2死二塁、4番柴田颯主将(3年)が左中間に適時二塁打を放ち先制すると、3、6回にはともに3得点し、大量リードを奪った。先発の近藤匠(3年)は8回途中無失点。投打がかみ合って頂点に立った。28年前の初優勝時にエースだった菊池雄人監督(45)は「柴田がしっかり先制点を挙げて近藤も丁寧に投げた。やることをやってくれた。夏に向けての課題をしっかり修正したい」と話した。