最速142キロ右腕の成城学園・佐藤圭祐投手(3年)が、8回途中7失点で8回コールド負けで敗れた。

 3回までは完全投球も、4回に初安打をきっかけに2失点。7回に2点を奪われ、8回にも3点を失った。試合4日前に右太もも裏の肉離れが発覚。テーピングを巻き、患部への負荷を軽減したフォームで投げ込んだが、本来の姿からは程遠く、直球は本人によれば「120キロ中盤くらい」だった。「悔しいですし、チームに申し訳ないです。3年間の成果を出せず、悔いが残ります」と唇をかんだ。