栃木県で初めて甲子園に出場した宇都宮商が2回戦を突破した。

 初回に三與木龍成三塁手(3年)の犠飛などで2点を先制すると、7回に一挙6点を奪ってコールド勝ちとした。

 山田蒼太主将(3年)は「初戦で27アウト中14回フライアウトがあったので、チームとしてしっかり叩こうとしていきました。相手チームのエラーもありましたが、チーム全体としてよく打ったと思います」と冷静に振り返った。

 3回戦は今春センバツ出場の国学院栃木に勝利した宇都宮工に決定。春夏合わせて9度の出場歴がある宇都宮工に対して、山田主将は「いいメンバーが多い印象があります。部員数では負けていますが、試合には絶対に勝ちたい」。プライドをかけ、古豪ダービーに臨む。