作新学院が、石井巧遊撃手(2年)のサヨナラ弾で8連覇に王手をかけた。

 1-1の9回1死、高めに浮いたスライダーを左翼席へ運んだ。兄は日本ハム石井一成内野手(24)。石井は「少し上がりすぎましたが、頼む。入ってくれと思いました。先輩方とまだ一緒に野球がやりたいです」とうれし泣きした。

 このサヨナラ劇で10年連続の決勝進出を果たし、8連覇へあと1勝とした。