前橋育英・恩田慧吾投手(3年)が高崎健康福祉大高崎の強力打線を相手に、強気の投球で9回を5失点(自責1)で勝利に貢献した。

 高校通算75発の山下、高校通算47発の高山に対しては、内角を攻め、それぞれを1安打に封じた。劇的なサヨナラ勝利で甲子園出場を決め、喜びを爆発させた恩田は「コースに投げ分けられた。秋、春と自分のせいで負けたので、今日は自分1人で投げるつもりで投げた」と話した。