今大会4失策と苦しむ報徳学園・小園海斗内野手(3年)が、元横浜監督・渡辺元智氏(73)から守備を伝授された。

この日予定されていたスーパーラウンドの中国戦が中止となり、高校日本代表は約2時間打撃練習などを行った。永田裕治監督(54)の希望を受けて、この日渡辺監督が急きょ指導。選手たちが打撃を指導されるなか、小園は渡辺氏と1対1で、約10分間守備練習も行った。

守る場所など細かく指導を受けた小園は「間ができていないと言われた。欠けていた部分を修正できた。すごく大きい練習だったと思います」と話した。

軽快な守備に定評がありながら韓国戦で3失策、台湾戦でも1失策と苦しむ小園。「焦りがすごく多かった。気持ちの面のコントロールを大切にして明日に臨みたい」と意気込んだ。