済美が高岡商(富山)にサヨナラ勝ちし、3日の2回戦は大阪桐蔭-済美(愛媛)の組み合わせとなった。今夏の甲子園・準決勝の再戦となる。

愛媛大会初戦から甲子園3回戦まで8試合連続完投した鉄腕・山口直哉投手(3年)が9回6安打2失点完投。粘り強い投球でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。甲子園2回戦では星稜との延長タイブレーク13回の死闘を制するなど、接戦を終盤でものにする試合も多く「今日も自分たちの野球が出せて良かったなと思います」と話した。

高校野球最後の試合となる2回戦の相手は、甲子園準決勝で2-5で敗れた大阪桐蔭。「すごく振ってくるイメージで(準決勝は)王者の力を見せつけられた試合だと思います。大阪桐蔭さんとできるのを楽しみにしています」とリベンジを心待ちにしていた。