巨人やパイレーツなどで活躍した桑田真澄氏が、母校・PL学園(大阪)の硬式野球部OB会の会長に就任することが分かった。

現会長の鶴岡秀樹氏が任期満了で退任し、後任として桑田氏に白羽の矢が立った。PL学園硬式野球部は16年夏の大阪大会初戦敗退を最後に活動を休止し、17年3月に大阪府高野連に脱退届を提出。だがOB会は毎年1月に大阪市内で会合を開くなど、部の再開を願いながら活動を続けている。

桑田氏は清原和博氏(元オリックス)との「KKコンビ」で、83年夏から5季連続で甲子園に出場。83、85年の夏に全国制覇を成し遂げるなど、高校球史に残る戦績を挙げた。卒業後はOB会の会合にも、熱心に参加してきた。「大先輩もたくさんおられる中で、ベストを尽くしてやっていきたい。野球部の復活があるかどうかは分かりませんが、先輩方や後輩たちとみんなで協力しながら高めていきたい」とコメントした。