昨秋の神宮大会を制した札幌大谷(北海道)が惜敗し、公式戦連勝が13試合でストップした。

大会最長身197センチの阿部剣友投手(2年)が先発し、甲子園初登板。4回途中まで1失点でしのぐと、2番手の右横手投げ太田流星投手(3年)も、5回4安打1失点と粘った。 打線が援護できなかった。4回1死満塁で無得点に終わるなど、7安打で1得点。勝負どころで1本が出なかったことが響いた。

船尾隆広監督(47)は「投手陣は辛抱して2点で抑えてくれた。勝たせてあげられなかったのは、私の責任。この経験を夏に生かせるようにしたい」と振り返った。主将の飯田柊哉捕手(3年)は「もっと甲子園でやりたいと思った。夏にもう1度、ここに帰ってきたい」と話した。