第101回全国高校野球選手権神奈川大会(7月7日開幕)の組み合わせ抽選会が8日、横浜市内で全国のトップを切って開催された。181校(連合チーム6校)が参加する屈指の激戦区だ。

圧倒的打力で今春県大会と関東大会を制した東海大相模と、最速153キロを誇る高校NO・1左腕・及川雅貴投手(3年)擁する横浜が、優勝争いの中心となる。

東海大相模は、高校通算40本塁打で最速145キロの二刀流・遠藤成内野手(3年)山村崇嘉内野手(2年)ら強打者が並び、投手も左右豊富。夏4連覇を目指す横浜も主将の内海貴斗内野手(3年)や度会隆輝内野手(2年)ら及川以外にもタレントが豊富だ。

今春県準優勝の桐光学園は、右腕の谷村然投手(3年)と左腕の冨田冬馬投手(3年)の2枚看板が経験豊富で安定感抜群。今春センバツ出場の桐蔭学園は、高校日本代表1次候補にも選出された森敬斗内野手(3年)が攻守の要となる。

昨夏の南神奈川準Vで第1シードの鎌倉学園は、竹村駿一主将(3年)を中心に投打に粘り強い。このほか昨夏の北神奈川を制した慶応や最速143キロの189センチ左腕・佐藤一磨投手(3年)が大黒柱を務める横浜隼人などが、ノーシードから頂点をうかがう。