第101回全国高校野球選手権神奈川大会(7月7日開幕)の組み合わせ抽選会が8日、横浜市内で全国のトップを切って開催された。181校(連合チーム6校)が参加する屈指の激戦区だ。

春季関東大会で優勝した東海大相模の近くに、ノーシードから優勝を狙う慶応が入った。互いに勝ち進めば4回戦での激突になる。ともに強力打線を誇り、熱戦は必至だ。

東海大相模がライバル視する横浜は、激戦ブロックに入った。4回戦までの山に法政二、三浦学苑、平塚学園など実力校が勢ぞろい。東海大相模との「令和初対決」の可能性は準決勝。やや過密日程になる中、プロ注目左腕・及川雅貴投手(3年)ら投手陣の起用も焦点の1つになる。

厚い投手層で春季関東大会で2勝した桐光学園も、優勝候補の一角。準々決勝の相手となるブロックには、センバツ出場の桐蔭学園や、上り調子の向上などが控えている。第1シード鎌倉学園は、金沢-津久井浜の開幕戦勝者との2回戦からスタート。ともに好左腕を擁する日大藤沢、横浜隼人が同じブロックに入った。