鎌倉学園は今夏も第1シード2回戦から登場し、開幕戦となる金沢－津久井浜の勝者と対戦する。

昨夏は南神奈川大会決勝で横浜に敗れ、準優勝に終わった。新チームになり、1つ1つ確実に初戦から勝っていこうとテーマを決めて試合に挑んだ。しかし、秋季大会では初戦敗退。主将の竹村俊一内野手（3年）は時間をかけて仲間とコミュニケーションをとるよう心がけた。高沢匠学生チーフ（3年）は「練習では仲間と相談して自主的にメニューを変え、試合では積極的にみんなに声をかけ、チーム力を徐々に高めていった」とは語る。

竹村は「目標は甲子園で校歌を歌うこと。そのために初戦から確実に勝ちたい。少し先を見据えると、準決勝で桐光学園さんと戦いたい」と話した。令和初、そして学校初の甲子園出場に向かって大会に挑む。