札幌東陵はトルネード投法のエース右腕、駒井叶登(かなと=3年)が2失点完投で勝利に導いた。

2年春に「どうせ挑戦するなら誰もやらないフォームにしたい」と、日米通算201勝の野茂英雄氏を参考に投球フォームを改良。17年全国学生相撲個人体重別選手権100キロ未満級を制し、5月に教育実習に訪れた萩原光氏(拓大4年)から、四股トレーニングを学び下半身を強化したことが生きた。初全道を目指し「自信を持って投げ込みたい」と次戦に目を向けた。