注目のスラッガー、山梨学院の野村健太外野手(3年)が、山梨大会初戦となった2回戦の巨摩との試合で先制の2点タイムリーを放った。

初回、失策と四球、盗塁で2死二、三塁とし、野村はフルカウントから巨摩の先発、小沢一誠投手(3年)の外角への111キロの変化球を左前にパワフルに運び2者をかえした。野村は高校通算51本塁打(6月20日時点)の右の長距離砲。180センチ、88キロの体格から山梨学院の「デスパイネ」と呼ばれ、プロからも注目を集め、センバツ大会では初戦の札幌第一戦で2本塁打を放っている。