茅ケ崎西浜のエースで4番、座光寺大樹投手(3年)が投打で活躍し、8回コールドの快勝に導いた。2回先頭、高校通算7本目となる先制ソロアーチを左翼スタンドに放った。「インコースが好きなので、内角をしっかり振ろうと思っていたところ、カーブがきました。一番いい弾道で行きました」と会心の当たりを振り返った。

この夏のために努力を重ねてきた。「(170センチ69キロと)体が大きくない分、スイングスピードでカバーしようと、必死で練習してきました。小学校の頃から1300グラムのバットを振り込んできました」と、振り込んだ分だけ、飛距離を生んだと力説した。投げては先発し5回2安打8奪三振で無失点と、勝利に大きく貢献した。「元気があってすごく明るいチームです。雰囲気で相手チームに負けることはない。自分たちのマックスで声を出せた。ベスト8に進出が目標です」。茅ケ崎西浜の夏を盛り上げるつもりだ。