滝川西は逆転勝ちで、夏の甲子園に出場した17年以来となる初戦突破を果たした。

0-1の4回、二塁打に連続四球を絡め1死満塁となり相手投手の暴投で同点。9番中島大瑶中堅手(3年)が左前に適時打を放ち、勝ち越しに成功した。5回無死二塁では4番谷内太郎左翼手(3年)が左前に適時打、8回1死二塁には相手の失策でそれぞれ追加点を挙げた。

2点リードの9回は1死二、三塁のピンチを迎えたが、エース右腕山崎琳久(3年)が三振と中飛で試合を締めた。小野寺大樹監督(43)は「相手の執念はすさまじいからそれに負けたらダメだよと伝えました。よく頑張ってくれました」と振り返った。