最速163キロ右腕、大船渡・佐々木朗希投手(3年)が16強入りを目指し今夏2戦目。「4番投手」で16日の初戦に続き先発マウンドに上がった。6回を投げ1四球のみのノーヒットノーランを達成した。最速は155キロをマークし毎回の13三振を奪った。球場には早朝から続々とファンが駆けつけ、日米13球団27人のスカウトがネット裏に陣取った。


チーム
一 戸
大船渡10

【大】佐々木【一】小田島、西野

6回

一戸は3者凡退。8番小泉は150キロ直球空振り三振。9番土川は129キロスライダー打って二飛。1番西野は131キロスライダー空振り三振。これで毎回の13個目。投球数はここまで93

大船渡は1死二塁から7番三上の適時三塁打で9点目。2死後1番及川の右中間を破る適時打で10点目。6回コールド勝ちを決めた。佐々木は6回参考ながら1四球のみのノーヒットノーランを達成した。

一戸対大船渡 一戸を下し、笑顔で整列に向かう大船渡・佐々木(中央)(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 一戸を下し、笑顔で整列に向かう大船渡・佐々木(中央)(撮影・河野匠)

5回

一戸は3者凡退。4番小田島は130キロスライダーで投ゴロ。6番柏葉は150キロ直球空振り三振」。7番八前じゃ130キロのチェンジアップ空振り三振。投球数はここまで82

大船渡は敵失、安打、四球で無死満塁。押し出し四球で6点目。1番及川の左越え適時2点二塁打で8-0。その後2死満塁としたが佐々木は投ゴロに倒れた



4回

一戸は初めて四球の走者を出したが無得点。1番西野は136キロスライダー空振り三振。2番小野寺はフルカウントから153キロ見極め四球。3番国分は127キロスライダー打って二ゴロ。2死二塁。4番大沢は133キロスライダー空振り三振。投球数はここまで66

大船渡は1死一、三塁も4番佐々木は三ゴロ併殺打で無得点

大船渡対一戸 4回表一戸2死二塁、大沢を三振に仕留め笑顔を見せる佐々木(撮影・横山健太)
大船渡対一戸 4回表一戸2死二塁、大沢を三振に仕留め笑顔を見せる佐々木(撮影・横山健太)

3回

一戸は3者凡退。7番八前は149キロ空振り三振。8番小泉は133キロスライダー打って二ゴロ。9番土川は150キロ空振り三振。投球数はここまで44

大船渡は先頭の4番佐々木から3連続四死球で無死満塁。7番三上の三ゴロの間に1点。8番千葉の犠飛で2点目を奪い5-0


2回

一戸は3者凡退。4番大沢は151キロ空振り三振。5番小田島は132キロスライダー打って一塁ライナー。6番柏葉は155キロ空振り三振。投球数はここまで31

大船渡は四球と安打で無死一、二塁。その後2死満塁から2番熊谷は左飛。しかし左翼手が芝生に足をとられ転倒。適時二塁打となり3者生還し3点を先制

一戸対大船渡 2回表一戸2死、柏葉をこの日最速の155キロの直球で空振り三振に仕留める佐々木(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 2回表一戸2死、柏葉をこの日最速の155キロの直球で空振り三振に仕留める佐々木(撮影・河野匠)

1回

一戸は3者三振。1番西野は151キロ空振り三振。2番小野寺は151キロ空振り三振。3番国分は151キロ空振り三振。投球数は16

大船渡は四球と安打で無死一、二塁。しかし後続倒れ無得点。佐々木の第1打席は右邪飛

一戸対大船渡 試合前、トレードマークの赤いタオルをお尻のポケットに入れてキャッチボールを行う大船渡・佐々木(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 試合前、トレードマークの赤いタオルをお尻のポケットに入れてキャッチボールを行う大船渡・佐々木(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 ネット裏には多くの球団スカウトが集結した(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 ネット裏には多くの球団スカウトが集結した(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 試合前のウオーミングアップを行う大船渡・佐々木(中央)(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 試合前のウオーミングアップを行う大船渡・佐々木(中央)(撮影・河野匠)
一戸対大船渡 試合前、マエケン体操で体をほぐす大船渡・佐々木(撮影・横山健太)
一戸対大船渡 試合前、マエケン体操で体をほぐす大船渡・佐々木(撮影・横山健太)