小山台が都立対決を制し、準決勝へ進出した。

初回、先頭打者が四球で出ると、打線がつながり、6安打で一挙4点を先制した。4打数3安打2得点の活躍をした、2番の佐藤晃内野手(3年)は「1番が出れば、僕もセーフティーで塁に出る。そして後ろの安打で本塁に戻るという2番の仕事を全うできました」と満足げだった。

「もっと楽にいけるかと思った」と福嶋正信監督(63)は息をついた。5回戦で逆転勝ちの小山台。この日は自分たちが逆転されないようにと試合を作った。

準決勝は25日、上野学園-修徳の勝者と戦う。