センバツ4強の明石商が11-1で5回コールド勝ちし、8強一番乗り。

投げては、最速148キロ右腕の中森俊介(2年)が3回無安打6奪三振。この日最速144キロの直球と変化球を織り交ぜ三振の山を築くも「納得できる変化球は1球もなかった」と意識の高さをうかがわせた。ただ打席での2安打1打点については「あまり打撃は得意でないので安打が出てうれしい」と笑顔も。

狭間善徳監督(55)は「センバツ以降、(中森の)投球に自信がついている。(決勝含む)残り3試合を連投させるためにも、3回で交代させられたのは大きい」と納得の表情。中森も「今まで先輩たちがここまでつないでくれた。ここからは全試合投げきる気持ちでいく」と決意を語った。