センバツ準優勝の習志野が8年ぶり9度目、春夏連続となる甲子園切符を手にした。

初回、1番根本翔吾外野手(3年)が右翼への先頭打者アーチで先陣を切った。この回2点をもぎ取ると、さらに2本塁打を含む計16安打の猛攻。4回から7回まで1点ずつ着実に得点を重ね、9回もダメ押しの2点を追加した。

守ってはエース飯塚脩人投手(3年)を温存したまま、山内翔太投手(2年)が2安打1失点で完投。投打に力を見せつけた。

21年ぶりの聖地を目指した八千代松陰は、8回に1点をかえすのがやっとだった。

習志野は今春センバツで準優勝。夏の甲子園は1967年と75年に全国制覇している。

◆習志野 1957年(昭32)創立の市立校。生徒数957人(女子459人)。野球部も同年創部。部員72人。甲子園は春4度、夏は9度。67年、75年に全国制覇している。主なOBに元阪神掛布雅之氏、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也ら。所在地は習志野市東習志野1の2の1。小西薫校長。