小山台が、公立勢72年ぶりの2年連続決勝戦進出を決めた。

前日、最速151キロを誇る、上野学園の赤坂諒投手(3年)の対策を行った。2回、先頭が二塁への内野安打で出塁すると、相手の失策と犠打で1死二、三塁のチャンスの場面で、森喜洋外野手(3年)に打席が回った。「どこの球が打ちやすいかしっかり対策して打席に入った」と甘く入った外角の真っすぐを見逃さず、中前適時打を放った。わずか5安打も「少ないチャンスを生かした」とほっとした様子だった。

投げては初戦からマウンドに立ち続ける安居院勇源(あぐい・たけもと)投手(3年)がこの日も9回9安打5奪三振1失点で完投した。

小山台は27日の決勝戦で関東第一と対戦する。