東北が3年ぶりの甲子園を逃した。序盤の最大5点リードを守れず。逆転された直後の4回、再逆転する粘りを見せたが、投手陣が踏ん張れなかった。

昨年10月にOBの富沢清徳監督(52)が就任。新体制で2年ぶりの決勝まで勝ち上がったが、あと1歩及ばなかった。富沢監督は「打たれるのは予測していた。最少失点で切り抜けたかった。失策や四球が多く、取られなくてもいい点や与えなくてもいい点を調べて、後で反省したい。3年生は短期間で吸収してくれた。感謝したい」と再スタートを誓った。