金光大阪は、履正社の打力で押し切られ、12年ぶりの甲子園出場を逃した。初回に敵失で先制したが、4回に先発の辻本湧斗投手(3年)が相手の中軸に2本塁打を浴び3失点。

6回から変わった鯵坂由樹投手(3年)も被弾するなど、履正社に傾いた流れを止められなかった。

最終回には、2死三塁の好機をつくり、粘りを見せたが、無得点でゲームセット。横井一裕監督(44)は「相手の中軸、1番注意していたところに打たれてしまった」と悔し涙を流した。