明石商(兵庫)は大会第6日(11日)に強豪の花咲徳栄(埼玉)と激突する。

県大会でのチーム打率が4割3分2厘という強打を誇る相手に、狭間善徳監督(55)は「すごく打つだろうし、うちは泥臭くいって、最善をつくすしかない」と自分たちのスタイルを貫く。対戦までに研究する時間はある。動画サイトなどで相手のプレーを分析するという重宮涼主将(3年)は「6日間で気が緩んでいけないので練習から声をかけて引き締めたい」と話した。

中森俊介投手(2年)は「今まで通り低めを意識した投球がカギになると思う。打者の特徴などをしっかりつかんで緩急をつけた投球をしたい」と攻略イメージを描いた。目標は日本一。まずは強豪を倒して、チームとして「夏初勝利」を目指す。