5季連続出場の智弁和歌山が米子東(鳥取)に快勝し、2回戦に進んだ。昨年8月就任の中谷仁監督(40)は夏の甲子園初出場で初戦を飾った。

4回2死一、二塁から東妻純平捕手(3年)の左前打で1点を先制した。米子東は6回1死二塁で山内陽太郎外野手(2年)が中前打を放って1-1とした。

智弁和歌山は同点とされた直後の6回、東妻の右中間三塁打で2-1と再び勝ち越し。池田陽佑投手(3年)、綾原創太内野手(2年)にも適時打が出て4-1とした。7回にも佐藤樹内野手(3年)の中前打で2点、池田の右前打で1点を加えた。

米子東・森下祐樹投手(3年)は中盤まで好投したが6回途中4失点で降板。33年ぶりの夏の甲子園勝利はならなかった。