来秋のドラフト候補、明石商の来田涼斗外野手(2年)が30日、今年最後の練習試合に出場し、2打数2安打1打点1盗塁を記録した。

岩村田(長野)とのダブルヘッダー1試合目、1番・中堅で出場した1回。二塁後方へ落ちるテキサスヒットで相手の隙をつき、一気に二塁を奪った(記録は右前安打)。さらに自らの判断で三盗し、チャンスを拡大。3番打者の右翼への犠飛で先制のホームを踏んだ。

3回無死二、三塁での第2打席では鋭いゴロで右前へ運ぶ適時打を放ち、3打席の死球で交代した。「1打席目(の打球)はアウト。2打席目も沈む球に崩されてバットの先だった。自分の打撃ができていないので、全然納得してません」と自分に厳しかった。新チームから主将に就任。1年春から1番打者としてチームを引っ張ってきた来田が、まとめ役としてもチームを引っ張る。