徳島県高野連は18日、臨時理事会を開き、春季県大会の中止を正式決定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、これで四国全県の春季大会が中止となった。

また徳島県高野連の独自の代替大会の開催計画も発表した。3月25日または4月1日より、学校及び部活動が全面的に解禁される場合、代替大会を開催する方向で準備する。または、4月8日より同状況となる場合は、代替大会開催について監督会の意向を再度確認した上で、常任理事会で審議・決定する。4月9日以降に、学校および部活動が全面的に解禁される場合は代替大会は開催しない。

大会中止となった県で、代替案を発表したのは徳島県が初めて。徳島県高野連の須崎一幸理事長は「3年生になってできる大会は2つだけ。何かしてあげたいという現場からの意見があった」と意図を話した。代替大会が行われる場合は、4月後半を予定。観客席を開放するかは新型コロナウイルスの感染拡大状況を見て判断するという。