日本高野連が10日、今春センバツに出場予定だった32校を甲子園球場に招待し、交流試合を開催することを発表した。

明徳義塾(高知)の馬淵史郎監督(64)が交流試合の開催を喜んだ。「うれしいですよ。あきらめていた甲子園の土が踏めるのは、うれしいのひと言」。昨秋の四国大会を制し、センバツに選出されたが無念の中止。コロナ禍による選手権大会中止にも理解を示しつつ、「言葉がない」と残念がっていた。チームはすでに全体練習を再開。高知県では独自の代替大会も開催される。

「甲子園でみなさんに希望を与えられるような試合をしたい。3年生にとっては、ここが区切りになる。最高の舞台でやらせてもらう以上、一生懸命戦いたい」と力を込めた。