センバツ出場時に監督を務めていた磐城(福島)の木村保前監督(49)、広島新庄の迫田守昭前監督(74)も「2020年甲子園高校野球交流試合」に参加できる可能性が出てきた。

17日に同大会の第1回実行委員会が開催された。日本高野連・小倉好正事務局長(62)は「(木村前監督のように)教諭の場合は、前の学校と現在の学校との両方の校長先生が許可するのであれば、(大会参加を)許可する方向で考えている」と話し、大会参加資格者資格者規定により、監督、部長として参加することはできないがノッカーとしては参加することができる。

また、監督を退任し、教員ではない迫田元監督は広島新庄の校長が委嘱をすれば、その試合で監督として指揮を執ることもできる。

 

参加資格には以下のように記されている。

 

令和2年度大会参加資格規定

第4条 参加チームの責任教師はその学校に在籍している校長、教頭、または教諭、常勤講師、臨時的任用講師で、校長が適任者として委嘱したものに限る。また、監督は校長が適任者として委嘱したものに限る。

ただし、監督にはほかの加盟校の教職員を委嘱することはできない。なお該当者が所属する学校が、都道府県高等学校野球連盟に加盟していない場合はこの限りではない。