今秋ドラフト候補の智弁和歌山・小林樹斗投手(3年)は1試合目の6回から登板し、昨春のセンバツでサヨナラ弾を浴びた明石商来田を遊飛に仕留めるなど3回1安打無失点で、最速は148キロ。同候補の細川凌平内野手(3年)は2試合で5打数2安打2打点だった。

昨春のセンバツ準々決勝と同じ顔合わせ。中谷仁監督(41)は「リベンジの思いをくんでやってもらった試合でもあります。(来田に対し)小林の全球まっすぐのところとか見ていて感じる部分はありました」と話した。18日からは県の独自大会が開幕。「とにかくいい結果を出してやりきりたい」と和歌山の王者を目指す。