東海大高輪台(東東京)は勝負の分かれ目を逃さなかった。2-4の6回、先頭が四球を選ぶと、篠崎の先発が交代。2番手投手から7安打を重ね、8得点で逆転勝ちした。

右越えに逆転3ランの吉沢望遊撃手(3年)は「甘い球を打とうと決めてました。ボール気味でしたが、高めをさばくのは自信があります」と胸を張った。宮嶌孝一監督(41)は「先発が代わり、雰囲気が変わるきっかけになればと思ってました」と振り返った。