ノースアジア大明桜が高校野球代替大会の全国一番乗りで、決勝進出を決めた。

140キロ超右腕カルテットの1人、長尾光投手(3年)が先発し、毎回14奪三振の快投。初回に先制2ランを浴びたものの、2回以降は2安打無四球。2回には1イニング4三振を奪うなど「K」の山を築き、4安打2失点で完投した。

明桜は夏に限れば4年連続の決勝進出。長尾は「1、2年生のときは決勝で敗れたので、優勝して先輩たちの悔しさを晴らしたい」と意気込んだ。

第2試合は第1シードの能代松陽が4-1で秋田商に勝利。決勝は昨秋決勝と同カードとなり、22日午後1時からこまちスタジアムで行われる。