西宮今津が初戦を快勝発進した。

先発の園田気合投手(3年)が伸びのある速球を武器に相手打線を寄せ付けず、7回を3安打無失点に抑えた。打線では5番の中津陽内野手(3年)が1回に先制の中犠飛を放ったほか、4回に浮いた変化球をとらえて左翼に3ランを放った。

7回コールド勝ちの大勝に、林秀樹監督(53)は「(園田は故障明けで)本来の力が戻った。彼が危なげなく抑えたのが一番の勝因」とたたえた。

同校では、元朝日放送アナウンサーで夏の甲子園実況でもおなじみだった清水次郎部長(48)もベンチ入り。林監督は「同じ気持ちを持つ指導者です。技術指導もしてもらっている。本気で高校野球をしている。清水さんは(アナウンサー時代から)レベルの高い高校生を見ている。二人三脚です」と話していた。