柴田が東北学院を1点差で振り切り、昨夏の再戦で連勝した。8回に追いつかれ、タイブレークも覚悟した9回2死二塁、4番渡部俊介(3年)が二塁手の失策を誘う内野ゴロの間に勝ち越した。

7番横山航汰主将(3年)が3安打1打点と活躍。6回1死満塁では勝ち越しスクイズも決め、「ここがゴールではない。先輩方が果たせなかったベスト4の壁を破りたい」と次戦、仙台育英との準々決勝に闘志を燃やした。

▽東北学院・井上聖南投手(3年=7安打2失点で5回降板)「正直に悔しいですが、やり切った感の方が強い。交代後は声を出すのが仕事でした」